院長コラム
軽度認知機能障害、早期アルツハイマー病の新たな疾患修復薬について
(2023.05.15更新)
抗アミロイドβ抗体であるレカネマブは、いままでのアルツハイマー病の治療薬であるアリセプトなどの症候改善薬と異なり、アルツハイマー病の疾患病理そのものに作用することで疾患の進行を遅らせる世界で初めての疾… ▼続きを読む
花粉症シーズン 注射療法(ゾレア)も可能
(2023.02.08更新)
スギ花粉症が始まっています。
今年は早くて花粉量が多いようで、花粉症をお持ちの方は早めに来院されることをお勧めいたします。
重症でお困りの方は効果の高い注射製剤を提案することも可能です。
内服と… ▼続きを読む
2型糖尿病の新薬、リベルサスについて。
(2021.02.08更新)
2型糖尿病患者さんに郎報である、リベルサス:GLP1受容体作動薬が発売になりました!
GLP1受容体作動薬は、膵臓のβ細胞に作用し血糖値を低下させます。食欲低下作用、脂肪細胞の減少、基礎代謝の亢進に… ▼続きを読む
アルツハイマー病の、海馬や脳の萎縮にCAPONタンパク質が関与
(2021.01.14更新)
アルツハイマー病の、海馬や脳の萎縮にCAPONタンパク質の関与が報告されました。これまで、その働きがよくわからかったCAPONタンパク質ですが、CAPONタンパク質の発現を欠損させるとアルツハイマー病… ▼続きを読む
当院の新型コロナ対策は日本1!?
(2020.12.14更新)
当院の新型コロナ対策についてご説明します。
職員の毎日の検温チェック、マスクの着用、手指の消毒、定期的な抗体検査、院内のアルコール、次亜塩素水、微酸性電解水での消毒の徹底、室内換気の徹底
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腸内フローラと認知症
(2020.06.10更新)
腸内フローラとは、腸に生息している菌のことです。人では約3万種類、100-1000兆個も生息しているといわれています。この腸内フローラは、認知症や、心疾患、糖尿病、肥満などに影響していると言われていま… ▼続きを読む
アルツハイマー病の17年ぶり新薬登場なるか?
(2020.01.16更新)
メマリーの登場から17年さまざまな臨床治験が、莫大な費用と労力をかけて行われていましたが、そのほとんどの臨床治験は失敗に終わりました。しかし、その中で以下の二つは17年ぶりの新薬になるかもしれません。… ▼続きを読む
神経細胞核内封入体病(Neuronal intranuclear inclusion disease; NIHID)とは?
(2019.09.17更新)
四肢の筋力低下や、小脳失調、自律神経障害、末梢神経障害に認知症が加わった新たな疾患概念で、1980年代に報告されました。まれな疾患ですが発症すると、緩やかに症状が進行します。診断には、特徴的なMRI所… ▼続きを読む
約過半数弱がアルツハイマー病ではなく、Late (大脳辺縁系優位型老年期TDP-43脳症)だった?
(2019.07.17更新)
近年、提唱された新しい認知症の概念です。いままでアルツハイマー病と思われていた症例の約1/3がこのLate (大脳辺縁系優位型老年期TDP-43脳症)ではないかと言われています。老年期に発症し症状もア… ▼続きを読む
水痘ワクチンについて
(2017.06.06更新)
水痘ワクチンは、50歳を過ぎた方に接種可能なワクチンです。帯状疱疹の予防に有効です。帯状疱疹は、加齢や、ストレスなどの免疫低下が引き金となって起こります。帯状疱疹は、80歳になるまでに3人に1人がかか… ▼続きを読む