[院長コラム]
アルツハイマー型認知症の経過について

図1はアルツハイマー型認知症の経過の概要です。しかし進行は個人差が大きいのであくまで目安になります。

認知機能は緩徐に低下し、日常生活動作(ADL)はある程度病状が進行した段階で急速に悪化します。その間に種々のBPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia,周辺症状)が発現したり消えたりして、最後には身体機能の障害が現れて寝たきりの状態に陥ります。

BPSDについては、一般的に病状がある程度進行した第Ⅱ期に最も行動異常が目立ちますが、不安や抑うつ、妄想などの精神症状は早期から認められます。