[院長コラム]
アミロイド仮説について

 

アルツハイマー型認知症の原因として、いまもっと支持されているのがアミロイド仮説です。これは、まず神経細胞外に老人斑といわれるアミロイドという“ゴミ”がたまります(図1)。その後、神経細胞内のタウ蛋白という物質が異常にリン酸化されることにより神経原性変化という“線維のネジレ”が起こります。引き続き神経細胞死が起こり、脳の萎縮につながると言われています。

アルツハイマー病の病理

図2 図2

最初の変化である老人斑は、認知症を発症するなんと30年程度前より起こっていることがわかってきました(図2)。